こんな時代にあってファミリー経営、しかも広告モデルにブラッド・ピットやイザベラ・ロッセリーニ、ミラ・ジョヴォビッチ、ジェニファー・アニストン、グウィネス・パルトロウなどのビッグネームを起用し続けているのが、イタリアのジュエラーで知られる「ダミアーニ」。
ちなみに現在の広告モデルはシャロン・ストーンなのですが、このほどそのシャロン本人が来日。理由はダミアーニの協力を得て立ち上げた、アフリカにきれいな水を供給するためのチャリティ・プロジェクト(『SHARON STONE FOR DAMIANI』という新コレクションを発表、収益の一部をアフリカでの井戸造りに寄付)のプレゼンテーションのためで、会場となった有楽町のTOHOシネマズ日劇は、映画のプレミアでもないのにダミアーニの顧客やプレスなどシャロン見たさに集った人々で満員御礼。後方には立ち見客まで。
と、そこに本国副社長氏と登場したシャロン様、スリムパンツの上にショートファーのコートというパンチのある出で立ちにて、アラフィフとは思えない完璧なプロポーションをまずは披露。
その後、今回のプロジェクトに行き着いた経緯として、シャロンが実際にウガンダを訪れた際のVTRがスクリーンに映し出され、さらに上映後、シャロンが30分にわたってウガンダの貧困状況についてスピーチ。シャロンといえばカンヌ映画祭期間中きってのチャリティイベントの主催でも知られるamfAR(米国エイズ研究財団)の会長を15年以上も務めていて、つまり以前からチャリティ活動に相当熱心なクチですが、このほど改めてアフリカに着眼した経緯としては“自分自身のさらなる成長、啓発のためでもあった”と話した上で、「amfARは私が動かなくてももう大丈夫な体制が整った。そして今度はアフリカにエネルギーを注がないといけないと感じたの。というのもアフリカではチョコレートのような色の水で粉ミルクを作るから、赤ちゃんが長生きできない。1984年頃、南アフリカに住んでいたことがあるのもアフリカとのご縁のひとつ」とコメント。
なお、プレゼンテーション中にシャロンが涙ぐんで話ができなくなる場面もあって、これはペットボトルを渡しても飲み方が分からなかった現地の子供達の姿を思い出してのこと。「ウガンダの子供はきれいな水というのが分からない。でもみんなハッピーで親切で笑顔。そんな無欲な世界を経験したことはなかった」と、終始政治家ばりの熱弁をふるったシャロン。
聞けば構想は4年前とのこと。その期間が短いか長いかはさておいても、ジュエリーという美しいものを通しての貧困へのアクションは大女優シャロンならではと解釈するのは簡単ですが、彼女の主張はというと「平和は皆さん個人の中にあるんですよ」とのこと。
つまり、「どんなことでもいい、個人のレベルでできるアクションが、世界の平和につながるんです」というのが、わざわざこのために来日したシャロン・ストーンの大いなるメッセージでありました。

↑若い、若すぎます! そして美しすぎます、御歳51歳のシャロン様。

↑「地球から生まれたままの姿のダイヤ(ラフダイヤモンド)を使った」という『SHARON STONE FOR DAMIANI』コレクション。リング、ネックレス、ピアスがあって、シャロンによると「不況なので買い求めやすい価格のものも」という理由でデザインしたシルバーのリングで147,000円から。

↑ロビーにはシャロンによる広告もディスプレイ。

