Vol.66 パーティのギフトやデコレーションにバラを勧めるワケは一目惚れに

パーティなどで会った瞬間に「素敵だな」と思う女性は、私の中ではかなりダンシへの一目惚れに近い感覚だったりいたします。

先週のパーティパトロールでは幸せなことに、そんな女性三人に立て続けに遭遇。一人はご存じ夏木マリさん、もう一人はやはりベテラン前田美波里さん、そしてスーパーモデルのアレック・ウェック。


まず夏木さんはというと、このほど「One of Love」という“途上国の子どもたちの未来を創造するプロジェクト”を、昨年事実婚をされたばかりのご主人ことパーカッショニスト斎藤ノブさんと一緒に立ち上げたとのことで、キックオフイベントがありまして。六本木のローリングストーンカフェで行われたそのイベント、内容は一夜限りのアコースティックライブで、RCサクセションのギタリストとして故忌野清志郎さんとも親交が深かった仲井戸麗市さんをスペシャルゲストに、名曲「アメージング・グレイス」からスタート。今回のプロジェクトのために売れっ子コンポーザーの松本利明さん(MISIAさんの「Everything」などで知られている)がつくったオリジナル楽曲、その名も「One of Love」、さらに夏木さん率いるバンドGIBIER du MARIの曲など、一時間たっぷり、関係者を前に大人のライブを披露。


それで、肝心のプロジェクトの内容を説明する前に立ち上げに至った経緯としては、実は夏木さん、以前から国際NGOワールド・ビジョンを通じてチャイルドスポンサーシップに参加していて、ライブでの彼女の言葉を借りれば「世界に三人子どもがいるんです(笑)」とのことで、昨春、結婚したてのご主人とともにその子どもの一人が暮らすバングラディッシュ、さらにエチオピアを旅をしたそうで。でもって、後者のエチオピアが夏木さんの大好きなバラの産地であることを知り彼女が発想したのが、国内でバラを販売した収益を途上国に届け、現地にバラ農園を購入。そこでまず親たちへ雇用機会を提供し、最終的には子どもたちに生活や教育の充実を図ろうというもの。


つまり“バラ”がキーワードの途上国支援プロジェクトというのが何とも色っぽくて、夏木さんらしいと申しますか。しかも人生のベースがご主人と二人になったことで見つけたひとつの愛のカタチという意味が「One of Love」というのも、無償に愛あるお話。


ということで、たとえばGLAMOROUSと縁のあるファッションブランドの方はもちろん、ご自身主催のパーティを企画されている読者の方、お土産や装飾に「One of Love」印のバラのご購入はいかがでしょう? こんな時代にあって、たった一人の強い想いがきっかけにスタートしたプロジェクトは、私たち自身が次の舞台に向かうエネルギーだったり、感化を与えてくれるような気がします。


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↑「こういう活動はデリケートなことなので、皆さんに『参加して!』と積極的には言えないです」「親などの面倒も見ることができないのに、いきなり途上国の子どもたちの面倒が見ることができるのか、という自問も当然あります」と前置きした上で、「だけど、じっとしていられず、立ち上がってしまいました!」と活動をアピールした夏木マリさんの謙虚な佇まいに、まさに一目惚れ。なお今週26日(金)まで、中田英寿さんお抱えの写真家としても知られる宮本敬文さんがマリ&ノブさんのバングラディッシュ旅に同行して撮り下ろした写真展が、六本木の未来画像で開催中。会場で上映中のオリジナル・ムービーも、「One of Love」が立ち上がるルーツが感じられて必見です。


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↑“パーティで一目惚れ”系のお二人目となる前田美波里さんは、この2月にヨットレース&旅取材で出向いたニュージーランド政府観光局主催のプレス懇親会@ザ・ペニンシュラ東京で初対面。美波里さんがニュージーランドの初代オピニオンリーダーでもあることから、実際にニュージーランドに出向いた際の写真を交えてのトークタイムではまずユーモア、さらに終了後、その素敵っぷりにインスパイアれたプレスから引っ切りなしに突撃されても、至極丁寧にナチュラルな距離感で対応されているあたり、なかなかできることではございません。GLAMOROUS皆さんにフィットする情報としては、ハリウッドスターが結婚式の二次会などでわざわざプライベートジェットでやってくることもあるという、北島のロトルアにある森の中のリゾート「treetops」が美波里さん的にベストらしいですよ。

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↑ラストはダイヤモンドブランド「フォーエバーマーク」が11人のクリエイターなどとコラボしたプレシャスコレクションの発表会のため来日した、スーパーモデルのアレック・ウェック。森アーツセンターで行われたパーティで、親友のファッションライター嬢が「すごくファン!」ということが発覚し、「一緒に写真を撮ってください」と素人なみにお願いしたところ「Sure!」とのことでこの一枚が手元に残りました。「私の故郷でのスーダンはダイヤモンドの産地でもあるけど、いろいろな問題も抱えている。今回始めてデザインの仕事をしたのがフォーエバーマークなのも何かのご縁よね」と立ち話の内容も社会派。





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岡田有加プロフィール
フリーエディター&ライター。石川次郎氏に師事し2003年に独立後は、パーティジャーナリストとしても国内外の社交シーンを夜な夜なパトロール、GLAMOROUS以外にFRaU『Party美人のウィンク』など雑誌でのパーティ連載も多数。華やかなパーティシーンを常に一歩引いた視点で眺めつつ、その中にさらりと時代のツボ捉えた書きっぷりには業界のファンも多い。最近はパーティのアドバイザー&コーディネイターとしての活動もスタート、出版物やウェブサイトのトータルディレクションも手掛ける。





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