パーティを取材し始めて、ふと数えてみたら、なんと今年で7度目の春でした。
そして7度目の春は7年目の危機になるのか、サブプライムローンに始まった世界恐慌は少なからずパーティの開催頻度にも影響しているようで、ここ数ヶ月はパーティのオーガナイザーさんやプレスの皆さんから「パーティもこのご時世だから少なくなっているでしょ?」と確認じみた質問を受けたりする場面も多々。
いや、でも言われてみれば確かに数そのものは減っていますが、けして激減というわけでもその兆しが見えるわけでもなく、だから「何億も何千万もかけた派手なパーティは減ってるけど、小規模で見どころのあるものはぜんぜん増えてますって。みんなお洒落も上手くなったから、ドレスを見るのも楽しいし」と訴えている自分がいたりもしまして。
ピンと来ない方も多いようですが……。
ちなみに、そういう“小規模な中の見どころ”を進化させつつ支えていくことについては、パーティのデコレーションやフードを作る方々や、パフォーマーの皆さんのチカラは大きいと私は勝手に思っていて、先日バカルディ・ジャパンというスピリッツ・メーカーの本社にてプレスカンファレンス後に催されたドリンク・セッションでは、パーティ取材をスタートした初期から、カクテルとフード、それぞれの分野でパーティシーンで活動されてきた方々と偶然再会したりも。
今回は以下にちらっと彼らの仕事ぶりを紹介してみますので、よければ、皆さんも“見どころ”が欲しいパーティのご参考までに、イエローページにお控えいただけましたら。
どちら様ももれなくパーティに関わって何度も春を迎えているベテランです。

↑実はバカルディ・ジャパンさんは、社名にもなっているバカルディ・ラムを中心に、ジンのボンベイ・サファイアやプレミアム・ウォッカのグレイ・グース、最近ではコアントローやレミー・マルタンなんかの名ブランドの取り扱いを次々スタートしたりで、こちら日本を代表するミクソロジストの北添知之さんは、「シャンパンがなくちゃ始まらない」的な東京パーティシーンの中にあって、当初からバカルディのスピリッツを使ったフルーツカクテルを提案し続けてきた立役者。この日もグレイ・グースに新鮮ブドウをミックスした優しいお味のカクテルで、プレス陣を酔わせてくれました。でもってなぜゆえフルーツカクテルなのかというと、北添さん、手堅いことに果物の卸売りもしていてですね。
ちなみにグラマラスの読者の方ならご存じの方も多いはずですが、広尾と銀座にある「BAR RAGE」あたりは彼がスタートさせたバーで、「最近、お店にいないじゃないですか?」と突っ込んだところ、ついに海外進出が叶って今月シンガポールにお店をオープンさせるとかで、日本をたびたび離れていたそうで。肝心のロケーションは、とある目抜き通り沿いの某ホテルは屋上テラスだって言ってました。そこからの詳しい情報はカクテルの実力をチェックかたがた、バーでご収集くださいね。

↑さらにこちらは「PARTY DESIGN」というその名の通りパーティを何から何まで素敵にアレンジしてくれる会社。江川晴子さんという女性が代表でずっとガンバってらっしゃいます。東京にパーティをオーガナイズしてくれるチームはたくさん存在しますが、オンナゴコロをくするぐデコレーションやパッケージ、大人のイマジネーション、アットホームなサービス、キャリア、もちろん手作りなのに洗練されたフードまで、すべてに上級のバランスがとれているのはココ。
たとえばバカルディのドリンク・セッションではチョコレートにイチジクとリコッタチーズをのせたこんな風情のデザートも出てました。ちなみにこうしたフードに、その名前を記したプレートを添えてサービスすることを東京で一番最初にスタートさせたのは、おそらくは彼女。キャンドルも「分かってますよね」って感じで。
余談ですが今回バカルディさんはPARTY DESIGNのよく作られたホームページを見てピンときてお願いしたとか。オフィス・パーティも攻めの姿勢が見どころを生むってことで。

↑先週行われた「Hurt」という東京ブランドのデビューコレクションの展示会では、南青山でオートクチュールの花屋「JARDINS des FLEURS」を構えるフラワーアーティスト東信さん作、葉っぱでできたドレス(左)をキャッチ。彼の作品は度々ファッションパーティなんかでも見かけるんですが、ドレスに限らずクリエーションの幅が広くて、たったひとつのサプライズがパーティからゲストを離れがたくさせるお手本のような見どころがあってファンです。

