他誌さんのお話でとっても恐縮ですが、毎年この時期に取材の機会をいただいていて、個人的にもすごーく楽しみにしているパーティに雑誌VOGUE NIPPON主催の「Women of the Year」があります。
毎年さまざまな分野で圧倒的な活躍をみせた女性を選定し、篠山紀信さんが撮り下ろしをする人気の誌面企画で、パーティは本誌での発表に先駆け行われる授賞式後に行われるもの。
つまり、その年の顔がずらっと勢揃いすることで、他のパーティを寄せ付けないポップさがあるわけですね。というか、このパーティの招待状を勝ち取った、読者はかなりラッキーかと。
ちなみに今年の受賞者は、「このような場で言うことでもないのですが『篤姫』の放送があと3回になりました。是非ともご覧ください」と可愛くちゃっかりPRしていた宮崎あおいさんを筆頭に、『篤姫』ではそんな宮崎さんの薩摩の母上役をはじめ、ソフトバンクモバイル、北野武監督の『アキレスと亀』と、「何かとお母さん役が多かった1年で、母親というものについて考えさせられた1年でした」と語った樋口可南子さん。ほか、ソフトボールの上野由岐子投手、エド・はるみさん、上野樹里さん、スザンヌさん、さらに全女性の師というところではなんと瀬戸内寂聴さんや漫画家の一条ゆかりさん、芥川賞作家の川上未映子さんなど、まさにそうそうたる顔ぶれ。
それにしても、「一点モノのモノクロ着物」もお似合いだった宮崎さんのベテラン女優さながらの貫禄も、当然「ヴォー“グー”」と親指を立てて笑いを誘ったエドさんのプロ根性も、上野樹里さんのさわやかでイイ人そうな感じも(宮崎さんのドシッとしたオーラとはある意味対照的でどっちも捨てがたい)、さらにどのコメントにも必ず「このようなかたちでソフトボールを評価してくれてありがとうございます」と添えてらした上野投手も……みなさん旬の女性なだけに持ち味抜群でしたが、そんな彼女たちすら差し置いて会をぜーんぶ持っていったのは、86歳の瀬戸内寂聴さん。
だって、「歳をとることは悲しいことでないですから、喜んで歳をとってください。死ぬことも恐れないで! そして、いくつになっても好奇心を失わないで、何にでもチャレンジすることです」なーんて訴えかけられた日には! しかも、そんなアゲアゲの寂聴さんに触発されたのか、このほど還暦を迎えられるという一条ゆかり先生までが「若い頃は嫌なことばかりあったけど、この歳になると、むしろそんな経験がよかったなと思えます。みなさん、嫌なことこそ、ガンバってください。そして素敵な女性になってくださいね」とテンション高めにコメントを続行。
いや、でも、どちらも真実ですよね。きっと心に強い思いを携えて生きていると、諦めたくなることも伝わらない気持ちもあるけど、自分への好奇心と「いつか」への希望を失わずに、今日をガンバるってことで。
ともあれ、生きたリアルウーマンのパワーにあやかれるパーティは、もう、有り難いばかりです。
↑吉岡徳仁さんデザインの大理石トロフィーを手にしたパーティでの受賞者の皆さま。中でも、チョーお洒落なVOGUE 読者を前に、「ユニフォームとジャージだけの生活を卒業して、次は自前の服で来たいです」と話した上野投手の瞬発力はクレバーで。ちなみにパーティの様子は1月発売のVOGUE本誌でさらに詳しくフォローさせていただきますので、ご興味ある方はどうぞチェックくださいね。
↑今回はVOGUEにあやかってファッションネタをひとつ。イタリアにアレッサンドロ・オテーリというクチュール・シューズのブランドがあって、先週展示会があったんですが、これがパーティガールには「待ってました!」というものばかりで。というのも、そもそものデザインもかなりパーティしてるんですが、既存のシューズがベースなら、ヒールの高さや素材など、セミオーダーが可能というのが素敵。今シーズンは伊勢丹新宿店にちらっと入っているそうですが、来シーズン以降の本格展開に期待したいところ。下記は今回わたくしが7センチヒール(これ、パーティで足がキレイに見えて、かつ痛くならない高さみたいです)でオーダーさせていただいたスパンコールのオープントゥ。これでお値段400ユーロ。よくないです?
↑TFCというファッションPR会社のムービング・パーティで、社長行きつけのフレンチビストロお手製のフォアグラのテリーヌやパテがテーブルに。「最近はどこに行ってもシャンパンとフィンガーフードだから、もう飽きたでしょ?」というのがこのようなことになった理由とのことですが、美味ぶりとアットホームさも相俟って、アリかも! って思いました。世の中クリスマスも近づいていることですし、ぜひ皆さんもお世話になっているフレンチのお店などあればこのてのアプローチ、トライされてみるのも悪くなさそうです。
↑ラストはジェシカやエミ来場のFIATのパーティから。12/12に外苑前と青山1丁目の246沿いに命名「FIAT CAFFE」がオープンするのに先駆けてのもの。ちなみに売り出し中の「FIAT 500」って内装もディテールが凝ってて、サイズも価格もジョシにはお手頃で、チャーミングなクルマですよね。

