Vol.23 五輪をライブで観たい、でもパーティの瞬間もお届けしなきゃ、のジレンマ。

北京五輪も無事に開幕となり、「パーティ担当オカダさんはチャン・イーモウの開会式をどう観たの?」といった編集仲間の突っ込みに対処しつついますが、普段からスポーツを観てしょっちゅう涙してはアスリートの皆さんに勇気づけられている私にとって、オリンピック観戦はかなり大好物。

なので、お目当てにしていた試合にパーティ取材がカブったりしようものなら、かなり後ろ髪を引かれながら出かけるというのが、この時期ならではの不埒な本音だったりもします。

実は先週の土曜日も六本木ヒルズのトラヤカフェで、ワイヤーバッグでおなじみのブランド「ANTEPRIMA/PLASTIQ」による顧客向けのYUKATA PARTYがあって取材に伺ったのですが、谷亮子選手の準決勝〜決勝の時間帯がちょうどカブっておりまして、とにかく気になると言ったら……。と、そこに椅子に腰掛けてシャンパンを飲みながら、ワンセグ・ケータイでまさに柔道の試合をチェックされている男性ゲストを発見。我慢できず「ヤワラちゃん、どうなってます?」と挨拶もそこそこに突撃してみたところ、「さっき準決勝で負けましたよ」とのバッドニュース。

ちなみに、この日のパーティの趣旨は、「ANTEPRIMA」のクリエイティブディレクターで知られる荻野いづみさんが顧客の方々と気ままに触れ合うことが目的で、会の後半に司会にフリーアナウンサーの草野満代さんを迎えての荻野さんのちょっとしたトークショーへ、という展開だったのですが、「私もこのパーティの直前まで五輪を観ていたんですけど」と告白されていた浴衣姿の草野さんにもワンセグ情報は当然行き届き、そのまさかの敗退にがっくりされていらっしゃった次第。

とはいえ、じきにスタートしたトークショーでは、「皆さん、ANTEPRIMAの浴衣の着心地はどうですか?」とゲストに対してフリを入れてみたり、荻野さんのパーソナリティを客観的に引き出すような質問を用意されていたり、それこそ過去にオリンピックの開会式や現地キャスターを務められた草野さんのクラスならではの隙のない、でもアットホームな進行ぶりはさすが。

つまり、今、会場で何が起こっているのか、何に注目すべきなのか……場の空気を鮮度をもって、かつゲストの興味に絶妙に触れた解説なんかにも常に感動したい私は、いつもパーティの場に今週は五輪も加わって、勝手に忙しいこの頃です。

080812a-1.jpg↑荻野さん(写真右)のご実家が帯屋さんということで、今年からスタートした「ANTEPRIMA」の浴衣ラインを着こなした草野さんを迎えてのトークショーの様子。ちなみに、今回草野さんが司会に立たれたのは、「NEWS 23」のキャスター時代から、好んで「ANTEPRIMA」のアイテムを着用しているご縁によるとか。

080812a-2.jpg↑神宮外苑花火大会当日には、川崎のラ チッタデッラを手がけるチッタ エンタテイメント代表の美須孝子さんのご自宅テラスでのプライベートパーティにも顔を出させていただいたのですが、そこでの発見は光る寿司カウンター(写真奥)。とあるパーティで発注した什器をヒントにご自宅でも使えると踏み、思い切って特注されたものだとか。こちらも草野さん級のプロです。

080812a-3.jpg↑先週はスポーティなのにシティライクなシャツワンピなどが人気のUKストリート・ブランド「FRED PERRY」による一夜限りのクラブパーティも。メインアクトはこちら、UKバンドTHE BAKER BROTHERSのライブで、アップテンポの踊れるファンクサウンドが割と好評。夏フェス代わりにブランドなどによるこのてのクラブパーティをうまくチェックしてみるのも悪くなさそうです。





このブログのフィードを取得
[フィードとは]


岡田有加プロフィール
フリーエディター&ライター。石川次郎氏に師事し2003年に独立後は、パーティジャーナリストとしても国内外の社交シーンを夜な夜なパトロール、GLAMOROUS以外にFRaU『Party美人のウィンク』など雑誌でのパーティ連載も多数。華やかなパーティシーンを常に一歩引いた視点で眺めつつ、その中にさらりと時代のツボ捉えた書きっぷりには業界のファンも多い。最近はパーティのアドバイザー&コーディネイターとしての活動もスタート、出版物やウェブサイトのトータルディレクションも手掛ける。





Powered by
Movable Type 3.35