なんとなく疲れると「からぜき」が……。これっていったいなんでしょうか?
Q
季節の変わり目や、疲れがたまると「からぜき」がでます。熱や鼻水もでませんし、せきが出る以外には症状がないので我慢はできますが、ほうっておいてもよいのでしょうか?
予防法などはありますか?

今井光穂先生
湿性咳嗽は、鼻汁やたんなど、気道からの分泌物の増加が原因で、せきはたんを出すための生理的な作用です。乾性咳嗽は、気道の過敏性が高いなど、刺激で咳が出やすいことが主な原因です。
ご相談者の方は、たんや鼻水はでていらっしゃらないようなので、乾性咳嗽だと思われます。
乾性咳嗽が長引く場合は、アトピー咳嗽や気管支喘息などが疑われます。
「ゼーゼー」という喘鳴はありますか? その場合は、気管支喘息の可能性が高いので、病院にご相談ください。喘鳴がなく、咳が続く場合は咳喘息が疑われます。気道が過敏なため、気管支の収縮が起きやすく、せきがでやすい状態になっていると思われます。気管支拡張剤などを使用すると楽になる可能性が高いです。
同じように、喘鳴がなく咳が続く。処方された気管支拡張剤が効きにくい。もともとアレルギーの病気に罹ったことがある方で、特に就寝時や深夜、早朝、雨天時、運動時、冷気を感じた時に悪化をする場合、のどにイガイガのような違和感がある場合は、アトピーが原因で、せきが出やすくなっている可能性があります。おしゃべりをしていたり、香水の香りや、受動喫煙で煙草の匂いを感じたときに悪化をすることも多いです。この場合は、抗アレルギー剤の使用で楽になります。
そのほかに、心因性せきや、習慣性のせき、気管・気管支内の異物・結核・腫瘍によってせきが続くこともあります。
せきが続く期間は、大きくわけて、急性(3週間未満)、遷延性(3〜6週間)、慢性(6週間以上)の3つに分類されること多いです。
慢性のせきには、必ず原因があり、95%の患者さんが診断と治療に成功できます。複数のお薬を試すこともありますし、面倒に感じることもあるかもしれませんが、治るまで諦めないで通院を続けることが大切です。
せきを予防するためには、日ごろから過労を避け、栄養バランスのとれた食事をとる、ストレスをためないなど、健康的な生活を送り、身体の抵抗力をつけておくことが大切です。
喫煙をされている場合は、禁煙もしくはタバコを減らす努力も必要です。
外出時にはマスクやマフラーでのどを温めるのもよいですね。
のどを冷やすと、のどや気管支の表面の血管が縮みます。そうすると異物を排出するために働いている、のどや気管支の表面にある繊毛の運動が低下してしまうため、ウイルスにも感染しやすくなってしまいます。
インフルエンザや風邪の予防もかねて、みなさん、ぜひマスクをつけてくださいね。
――――プライベートについて
美容室でトリートメントをしてきました。
人に頭を洗ってもらうのは、至福の時ですよね〜。
家でのトリートメントも美容室のものを使用していますが、
髪が長いので、毛先のダメージのケアが必要になるようです。
最近は、朝早くから夜遅くまで、走り回るような忙しい日々を過ごしていますが、すっきりしたので、明日からもまた乗り切れそうです♪

一緒に写っているのは、担当をしてくれている「Lulu」 の大矢さんです。
「“お悩み”相談受付中☆」
Power of JOY(女医力)では、みなさんからの“お悩み”相談を募集中!
キレイになるためのアドバイスが欲しい!、
女性だからこそ気になる疑問点などたくさんご応募ください!
「女医ブログ」専用メール gla-joy@kodansha.co.jp



